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M-1に挑戦
M-1グランプリ。
それは、選び抜かれた笑いの精鋭たちが
胃袋をねじ切られるような緊張とプレッシャーの中、
自分たちの実力と運とあとなんかいろんなもの全てをぶつけて挑む、
お笑い界の大舞台である。





―― 川д川 貞子がM-1に挑戦したようです ――



















川д川 「まあ予選で落ちたんだけど……」


从;゚∀从「ああ……」




从;゚∀从「まあ、そりゃそうだよな……お前ただの素人だもんな」

川д川 「うん……文化祭で漫才やったとかそういう経験すらない」

从;゚∀从「そもそも面白いと言われるタイプでもないもんな」

川д川 「うん……言われたことない……無口だとか暗いとかは散々言われるけど……」

从;゚∀从「……なんでM-1に挑戦しようと思ったんだよ……」



川д川 「……この前、みんなでカラオケに行ったのね?」

从 ゚∀从「ああ」

川д川 「そこで王様ゲームみたいなのが始まって……」

从 ゚∀从「うん」

川д川 「王様に『渾身の一発ギャグ』っていう回避不可の命令出されて」

从;゚∀从「あー……」



川д川 「で、まあ、やったんだけど」

从;゚∀从「やったのかよ」

川д川 「やってやりました」

从;゚∀从「そんで?」

川д川 「ウケた」

Σ从;゚∀从

川д川 「超ウケた」

Σ从;゚∀从



从;゚∀从「マジでか……」

川д川 「明日世界でも終わるんじゃないかと思うくらいにはウケました」

从;゚∀从「そんなにか」

川д川 「デレちゃんなんか、笑いすぎて泣きながら二回位鼻でフガッwwって言ってた」

从;゚∀从「そんなにか!?」



川д川 「それでまあ……テンション上がっちゃったよね」

从;゚∀从「上がっちゃったかぁ……」

川д川 「あれこれ私お笑いで天下取れるんじゃね? なんて思っちゃったよね」

从;゚∀从「……お前、案外調子に乗りやすい性格だったんだな」

川д川 「ほんとにあの時はもう……間違った笑いの神が取り憑いてたとしか……」

从;゚∀从「……それでM-1に?」

川д川 「うん……そのままの勢いで……」

从;゚∀从「極端すぎるだろ」

川д川 「ほんと今となっては私もそう思う」



从 ゚∀从「あれ、そういえば、M-1って一人じゃ出られないよな?」

川д川 「うん」

从 ゚∀从「相方はどうしたんだ?」


( ゚∋゚)


从;゚∀从「……」

川д川 「……」

从;゚∀从「……え、こいつ?」

川д川 「……うん」

从;゚∀从「よりによって?」

川д川 「うん……」



从;゚∀从「だってこいつが喋ってる処オレ一回も見たことないぞ?」

川д川 「だよね……私もない」

从;゚∀从「無口キャラの極みだぞ。なんでよりによってそんな奴を」

川д川 「いや、もう……あの時私ほんと天狗になってて……一人でやるからって」

从;゚∀从「……え?」

川д川 「……『私一人でやるからあなたはただ隣に立ってればいいから』って……」

从;゚∀从「う、うわああああ~……」



从;゚∀从「そんでずっと黙って立ってたのか?」

川д川 「うん」

从;゚∀从「お前が面白いことやってる隣で? 2メートル越えの偉丈夫が?」

川д川 「……うん」

从;゚∀从「お前が一人ふざけてる横でずっと2メートル越えが無言で立って」

川д川 「ごめん、もうやめてさすがに死にたい」



从;゚∀从「あ、ああ……悪い」

川д川 「……」

从;゚∀从「……その……観客っていうか……審査員か? 予選って人前でやるんだよな?」

川д川 「うん」

从;゚∀从「……それを見た人の、反応、は?」

川д川 「……」

从;゚∀从「……」

川д川 「……強いて言うなら……」

从;゚∀从「……」

川д川 「道端で死んでいる珍しい動物を見るような目を……」

从;゚∀从「あああああああ……」

川д川 「『えっ、なんでこんな処に?』っていう感じのギョッとしたような表情がもう」

从;゚∀从「あああああもういい! もうやめて!」



川д川 「まあ九割そんな感じだった」

从;゚∀从「ああ、もう……聞いてるこっちがいたたまれないわ……。……九割?」

川д川 「うん」

从;゚∀从「一割は笑ってくれたのか?」

川д川 「……っていうか……審査員の中の一人が……」

从;゚∀从「一人でもウケてくれたんなら、じゃあ、そう捨てたもんでもなかったんじゃないか?」

川д川 「……いや、なんか……審査員に糸目の人が一人いたんだけどね……」


lw´‐ _‐ノv wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


川д川 「周囲は誰一人笑ってないのに、その人だけが爆笑してて……無表情のまま」

从;゚∀从「……」

川д川 「本人、眉の角度一つ変わってないのに、静寂の中その人の笑い声だけが響いてて」

从;゚∀从「恐っ! 想像したらなんかめっちゃ恐い!」



川д川 「結局、終始異様な雰囲気のまま終了した」

从;゚∀从「……そうか。……あの……なんていうか……お疲れ」

川д川 「やっぱりお笑いなんて素人には難しすぎたんだよね……」

从;゚∀从「もうちょっと早い段階でそれに気付いてればよかったのにな……」



从 ゚∀从「……あの、ちなみにさ」

川д川 「なあに」

从 ゚∀从「一発ギャグってどんなことしたの?」

川д川 「……見たい?」

从 ゚∀从「一応」

川д川 「……」


         ,,
  \川д川√   クイッ


  \川д川√ < 屯~~~~田~~~~~兵~~~~~~。



从 ゚∀从「……」

川д川 「……」

从 ゚∀从「……」

川д川 「……」

从;゚∀从「え?」

川д川 「……」

从;゚∀从「……えっ?」



川д川 「……」

Σ从;゚∀从

川д川 「……」

从;゚∀从「……あ、いや……あの……なんかごめん……」

川д川 「……」

从;゚∀从「……」

川д川 「……」

从;゚∀从「……なんか、食い行くか」

川д川 「……うん」

从;゚∀从「何食う?」

川д川 「なんか甘いもの……記憶失くすくらい甘いもの食べたい……」

从;゚∀从「よし、判った。ケーキバイキングにでも行こう。そして何もかも忘れよう」

川д川 「……うん」




<……あの

<ん?

<……ありがと

<いいって







( ゚∋゚)






( ゚∋゚)



( ゚∋゚)





( ゚∋゚ )






おわり
ブーン系小説 | 01:36:34 | Trackback(0) | Comments(0)
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